~ ランドセル ~ 土屋鞄製造所の手作りランドセル
職人さんが一つ一つ子供さんのために、愛情を込めて手作りしている「土屋鞄製造所」のランドセルについてです。
大量生産品の場合は、機械でパーツ同士を圧着させて作ります。
しかし土屋鞄製造所では、いくつもの部品を人の手によって組み立てていくのです。
そして、細かいところまで手を抜くことはなく、丁寧にひと針ひと針縫っていくのです。
たとえば、負担の大きくかかるマチの上部に革をかぶせ、しっかりと2重にステッチをかけて十分に強化します。
この方法は、他のランドセルではあまり行なわれることがない、とても手間のかかる熟練した職人技なのです。
これにより、マチの部分が非常に丈夫になっているので、6年間ずっと安心して使うことができるのです。
また、外装・内装のすべての素材を徹底的に職人が選び、最もランドセルに適している高品質のものだけを使用しているのです。
同じ牛革にしても、とても丈夫な背中の部分を選び、その中でも傷やシワが非常に少ない高品質の部分だけを使用しているのです。
このように土屋鞄では、まず素材を選ぶことから、ランドセルづくりを始めるのです。
土屋鞄のランドセルの自慢は、6年間安心して使える丈夫さです。
それには、負担が大きくかかる重要な部分は、特に職人が愛情を込めて、ひと針ひと針手縫いで仕上げているのです。
こうした作業は、大量生産で作られるランドセルにはできないことです。
熟練の職人が愛情を込めて作り上げる、土屋鞄だけができる工程なのです。
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最近は、昔と違いいろいろなデザインやタイプのランドセルが販売されています。
その中から選ぶのはとても大変な作業かもしれません。
ここでは、上手にランドセルを選ぶポイントを紹介いたします。
まずは「素材」です。
「革」か「合成皮革」か「クラリーノ」かを決めて下さい。
その際、どれを選ぶにしても重要になってくるのは「表面の加工」が強いかどうか?です。
加工がしっかりしていると傷やシワができにくいのです。
重さの目安は、革では1,000g~1,200gくらい。
クラリーノなら900g~1,100gがちょうどいいでしょう。
一般的に安価な物は、中の芯が抜いてある場合があるので、700g~800gと軽すぎる傾向があるようです。
そして強度が不十分である点も気がかりです。
また使いやすさの点では、中の仕切りが2つのものいいようです。
それなら、3つの方がもっと良いのでは、と思われるかもしれませんが、逆に分かれ過ぎていると、各ポケットが狭くなり、教科書を入れにくくなってしまいます。
人気にキャラクターものは、何年かすると飽きてしまう場合もあり、またキャラクター使用料だけでかなり値段が上がります。
避けた方が無難かもしれません。
どうしても・・・という場合は、ランドセルではなく筆箱や手提げカバンなどの子ものを薦めてみてはいかがでしょうか?
次に「背負いやすいか?」です。
背負いやすいかどうかは、背中の縫い目ではなく、紐の形で決めまります。
逆に縫い目があると、夏、薄着になったとき、違和感を覚えることがあるのでご注意ください。
ランドセルは季節商品で、毎年モデルチェンジをしますので決まった量しか生産しません。
遅くとも2月までには買いましょう。
モデルや色によっては、品切れしてしまうかもしれません。
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