小学校に入学する男の子へ贈る入学祝いについてお話します。
現代の小学校の男の子が今、一番欲しい物と言えば、やはりほとんどの子がゲームでしょう。
せっかくの入学祝いだから、本人が一番望むものを買ってあげたいと思うのは山々だと思います。
孫や甥っ子など親族となれば、なおさらでしょう。
しかしゲームを頂いて、本人と大喜びする両親はあまりいないと思います。
誕生日や子供の日、クリスマスであれば遊び物でも全く問題はありませんが、入学祝いというこれから色々なことを学ぶ場での生活を応援するための贈り物なのですから、やはり遊びを勧めるような贈り物は控えたほうがよいでしょう。
女の子のように洋服やキャラクター系のステーショナリー等で喜んでくれれば、問題はないのですが、大半の男の子はつまらなく感じることでしょう。
むしろ、これから毎日着ていく洋服だから何枚あっても重宝するし、ステーショナリーだと勉強にも使えるなどと両親のほうが大喜びすることでしょう。
では、小学校の男の子の入学祝いはどんな物が良いでのでしょうか。
男の子は意外にも本が大好きです。
図書カードだと本人が好きな物が自由に帰るので、とても最適な贈り物だと思います。
しかしうすっぺらい図書カードだと贈る側も受け取る側もなんだか物足りない感じがするかもしれませんね。
そういう場合は、いっそのこと本を贈るのはどうでしょうか?
どんな本がよいか、事前に本人や両親にリサーチしておくのが一番良いかと思います。
しかしそれが困難な場合は、周りの人に相談したり、小学生に聞いたりすると良いでしょう。
参考までに小学生の男の子に最適な、あるいは人気のある本をいくつかご紹介したいと思います。
『新1年生のためのおはなし絵本館 日本の昔話1』定価2,310円(税込)
★松谷みよ子/文
★いもとようこ、清水耕蔵、村上 勉 ほか/絵
★「おむすびころりん」「うらしまたろう」「こぶとり」など8話収録。
『新1年生のためのおはなし絵本館 日本の昔話2』定価2,310円(税込)
★松谷みよ子/文
★梶山俊夫、永田 萠、西村繁男 ほか/絵
★「ももたろう」「つるのよめさま」「はなさかじい」など7話収録。
1年生になったらひとりで本を読んでみたいという子供にぴったりの昔話の絵本です。
省略して覚えがちな昔話を日本各地の民話をもとに、くわしくわかりやすく書かれています。
よみきかせにも、ひとりよみにも最適な文章。
小学校1年生で習う漢字の約8割を掲載しています。
現代一流の画家による、子供にわかりやすい質の高い絵です。
『決定版 心をそだてる はじめての伝記101人』定価2,940円(税込)
★立原えりか ほか/文
★永田 萠 ほか/絵
いつの時代にも、夢と希望と強い信念をもって生きたすばらしい人達がいたこと、そしてそういう風に生きることのすばらしさを伝えるのには最適です。
マザー・テレサ、キュリー夫人など、ぜひ小学生のときに知っておきたい101人の物語がおさめられた伝記絵本です。
『決定版 心をそだてる はじめての日本の歴史 名場面101』定価2,940円(税込)
★小和田哲男/監修
★西本鶏介、舟崎克彦、岡田好惠/著
<知恵と勇気をはぐくむ、本書の4大特色>
知っておきたい日本の歴史と、昔から語りつがれている有名な伝説を掲載しています。
現代の一流作家・画家により、子供に豊かな感性をはぐくむような質の高い文章と絵で構成されています。
出来事が一目瞭然な年表と、昔の国名と現在の都道府県名が記入された地図がついていて、子供にもわかりやすくなっています。
『決定版 夢をそだてる みんなの仕事101』定価2,940円(税込)
◆定価2,940円(税込)
どんな仕事で、どうしてその職についたのか、どんなことが楽しく、どんなことがつらいか等のインタビュー記事も掲載されています。
イラストも豊富で、仕事の内容を実際の写真で紹介しています。
知っているようで知らない仕事の内部事情など「へえ!」と驚くことも明らかにされています。
松井秀喜、毛利衛、安野モヨコ、唐沢寿明さんなど著名人や子どもたちに人気の職業も豊富に登場してきます。
花屋、青果店、薬剤師、おもちゃ屋、美容師、大工、獣医師、バスの運転手、パイロット、スポーツ選手など。
この本を通して、仕事の尊さ、社会に貢献することの大切さなどを学ぶことができます。
また大人の仕事ぶりにも感動することでしょう
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入学祝いと聞くと甥、姪をはじめたとした親戚の子供や、知人・友人の子供など他人の子供へ贈ることがほとんどだと思います。
しかし、我が子へ贈ることは限られた回数だけですが、それは子供にとって一生の思い出になる貴重なイベントとなります。
ここでは自分の子供への入学祝いに最適な贈り物をいくつか紹介します。
まず第一に我が子へ贈るのですから、遠慮せずに何が欲しいのか直接尋ねるとよいでしょう。
誕生日やクリスマスとは違い新たなる集団生活や社会生活へ足を踏み入れることをお祝いするイベントですから、おもちゃやゲームなどは避けたいですね。
できれば、勉学に通じるような学校に関連する物、通学時に使える物など今後の生活に役立つような物を贈ることをおすすめします。
例えば、絵本、辞典、辞書、参考書、カバン、文房具、靴、洋服、傘、財布、定期入れ、時計など。
子供にとってはつまらなく感じるかもしれませんが、一緒にお店へ足を運び、一緒に選べば愛着が沸き喜んで使うのではないでしょうか。
これは子供とのコミュニケーションも取れるので一石二鳥です。
また入学祝いは、物ではなくお金でも良いかと思います。
小学生はお金の管理がうまくできないでしょうから、両親が貯金してあげるようにしましょう。
その際には、きちんと通帳を見せてあげて、子供の信頼性を高め、安心させてあげるようにしてください。
たとえ両親であっても子供のお金に手をつけることは許されません。
ここは重要なポイントなので、子供が離れていかないためにも必ず見せてあげて下さい。
中学、高校、大学に入学した場合は、1人の大人と認めてあげて、必要な物があったら後で買うようにとお金を渡してあげましょう。
もちろん貯金をしてあげても全然構いません。
その際には、当然子供にその通帳を見せてあげて下さい。
経済的に余裕がなく、親からお祝い金をあげることはできない場合は、家族でお祝い会を開くのが良いかもしれません。
両親の愛情こもった手料理であれば子供はとても大喜びすると思います。
両親の手作りに勝る物はありませんから!
仕事などで時間がない場合は、外食でもかまいません。
要は、家族でお祝いをしてあげることがポイントです。
他人の子供へのお祝いで頭を悩ます人、どういった物がよいか豆にリサーチする人が多いですが、自分の子供への入学祝いにも他人以上に力を注いで素敵なお祝いをしてあげて下さい。
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