外反母趾には足の痛みと関節の変形が伴います。
これを治す為にはなんと言っても中足関節を固定すると言う事が大切です。
よく医療機関や市販などである外反母趾用のサポーターに関しては昼間の活動時間にこそ着用して効果を出し、夜の寝る時間にこそ外して休ませてあげると言う事が大切になってくると思います。とは言っても最近のテーピングやサポーターは素材が柔らかかったり薄かったりして着用していても肌に負担があまりかからないために、夜も着けていても良いようになっています。
外反母趾になってしまった時、治療法や手術なんかであれこれ迷って悩むよりも、日常生活の中で簡単に出来る事から始めてみてはいかがでしょうか。その為には中足関節を少し弱めに固定して生活する事が大切になってくると思います。
中足関節を固定する為にはテーピングをするのですが、その前にやらなければいけない事があります。それが足指グーパー運動になるのですが、これをして足指をよく揉み解し、血行を促す様にしてよく動かせるようにする事を目的とします。
このグーパー運動をする時は中足関節から思いっきりグーにして曲げてみます。パーで開く時は指を反らさない様にしましょう。
この運動をする事で足が釣る人もいるかもしれませんが、筋肉も付いてきて動きが慣れてくればそれも無くなってきますので頑張ってグーパー運動をしていきましょう。でも辛すぎたら無理せずすぐに止めてくださいね。
スポンサード リンク
スポンサード リンク
外反母趾という病名を耳にする機会はあるかと思いますが、具体的にどんな病気なのか知っていますか?
外反母趾は足の親指が付け根の部分から体の外側(小指側)に曲がってしまう病気です。
軽症の場合は良いのですが、普通では考えられない様な曲がり方の場合は、足の痛みがひどくて歩けなくなることがあります。
足の形が変形してしまい、普通の靴も履けなくなります。
それでもさらに放置すると、歩き方の影響で膝や股関節を痛めたり、足が疲れやすくなります。
足に痛みがあるとかばうような歩き方になり、姿勢も悪くなります。
姿勢が悪くなると体のバランスが悪くなり、腰痛・肩凝り・頭痛などの二次的症状を引き起こします。
では、外反母趾になり始めた時点で、直ぐにキツい靴を履く事を止めた場合はどうなのでしょうか。
例え痛みが和らいでも、一度なってしまったら普通に歩くだけで症状が進行します。
治療して痛みが緩和した場合でも、治療を止めると年齢を重ねた頃に再発し、痛みも復活することもあります。
治療もせずに放置し悪化すると、親指以外の指も小指側に曲がり、痛みは足全体に広がり、最終的には普通に歩く事すら困難になります。
スポンサード リンク