外反母趾は辛いですよね。
治そうと思って病院に行っても、通うのが面倒になってついつい途中で治療を諦めてしまうパターンが多いようです。
そこで外反母趾を自分で治療すると言った方法がとても有効的になるのですが、手を使って行う体操治療が多い為、他動で足の親指を動かす事がメインとなります。こうなってしまうと筋肉を強化すると言う事は望めなくなります。現代人は皆靴を履いて生活をしていますので、靴によって弱まってしまった足の筋肉を強くする為には足の指そのものを動かしてあげて強化させていくしか方法はないのです。
外反母趾は脚の親指が小指側に曲がってしまうのでその曲がった筋肉を元の場所に戻してあげる事が必要になるのです。その筋肉とは「母趾外転筋」と言うのですが、この意味としては親指を内側に戻す事(正常な状態にする事)を外転と言い、外側(小指側)に曲がった状態を外反と言うような意味合いを持っています。
親指を内側に戻す作業と言うのは意外と難しく、1回2回やったからと言って治る物ではありません。ですから足の指全体をパーに広げて母趾外転筋が収縮するのを感じる様にしてみて下さい。そして足指をパーにした状態で10秒位放っておき、グーに戻します。この作業を1日数セット行う様にして下さい。
次に座った状態で足の踵と踵を、親指と親指を同時にくっつけるように意識してやってみて下さい。意識する事で親指が内側に向いてくるようになるかもしれません。
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外反母趾という病名を耳にする機会はあるかと思いますが、具体的にどんな病気なのか知っていますか?
外反母趾は足の親指が付け根の部分から体の外側(小指側)に曲がってしまう病気です。
軽症の場合は良いのですが、普通では考えられない様な曲がり方の場合は、足の痛みがひどくて歩けなくなることがあります。
足の形が変形してしまい、普通の靴も履けなくなります。
それでもさらに放置すると、歩き方の影響で膝や股関節を痛めたり、足が疲れやすくなります。
足に痛みがあるとかばうような歩き方になり、姿勢も悪くなります。
姿勢が悪くなると体のバランスが悪くなり、腰痛・肩凝り・頭痛などの二次的症状を引き起こします。
では、外反母趾になり始めた時点で、直ぐにキツい靴を履く事を止めた場合はどうなのでしょうか。
例え痛みが和らいでも、一度なってしまったら普通に歩くだけで症状が進行します。
治療して痛みが緩和した場合でも、治療を止めると年齢を重ねた頃に再発し、痛みも復活することもあります。
治療もせずに放置し悪化すると、親指以外の指も小指側に曲がり、痛みは足全体に広がり、最終的には普通に歩く事すら困難になります。
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